先に結論を言います
当事務所の相談料が何度でも無料なのは、ご契約をいただいたときに保険会社や金融機関から手数料が支払われるからです。その手数料で事務所が回っているので、お客様から相談料をいただく必要がありません。
「無料」とだけ言われると、かえって身構えますよね。ですので、お金がどこから入ってくるのかを先に全部お話しします。
お金の流れを、そのまま書きます
お金の動きは三角形だと思ってください。
お客様が保険や投資信託などをご契約されると、保険料や購入代金は保険会社・金融機関に支払われます。そして保険会社・金融機関から、その契約を取り次いだ代理店に手数料が支払われます。当事務所の収入はこの部分です。
つまり、お客様の財布から当事務所へ直接お金が動くルートは、そもそも存在しません。だから相談が2回でも5回でも、金額は変わらず0円のままです。プラン作成も、手続きのお手伝いも、その後の見直しも同じです。
手数料の額は会社や商品によって違います。具体的な率は取扱先との契約に関わるので数字までは書けませんが、「契約が成立したときにだけ、会社側から入る」という形は共通しています。
では、中立性はどう保つのか
ここが一番の疑問だと思います。手数料で運営している以上、「手数料の高いものを勧められるのでは」という懸念は当然です。
当事務所は、複数の保険会社と募集代理店委託契約を結ぶ乗合代理店に所属しています。1社の商品しか扱えない立場ではないので、同じような保障内容を複数の会社で並べて比べられます。加えて投資信託や債券などの証券商品も取り扱えるため、「そもそも保険という手段が合っているのか」というところから考えられます。
そのうえで、正直に申し上げます。手数料で成り立っている限り、構造として利益が相反する余地はゼロにはなりません。ゼロにならないからこそ、次のようにしています。
- 比較した会社・プランを、選ばなかったものも含めて画面や書面でお見せする
- なぜその案をお出ししたのか、理由を言葉にして説明する
- その場で決めていただくことを前提にしない
- ご自身で判断できる材料を残す形でお渡しする
判断するのはお客様です。私の仕事は、そのための材料をそろえて並べるところまでだと思っています。
相談だけで終わっていただいて大丈夫です
累計500世帯、いまも毎月およそ10世帯のご相談をお受けしていますが、何もご契約にならずに終わる相談は普通にあります。それで構いません。
ご相談の中身は、商品を選ぶ前の段階であることが多いからです。手元にいくら置いておくか。どこまでならお金に働いてもらうことを検討できるか。いくらまでなら使えるか。この3つが整理できた時点で、「じゃあ今は何もしなくていいですね」という結論になることもよくあります。それも立派な結論です。
ご契約はタイミングの話でもあります。今は必要がなくても、数年後にご状況が変わったときに思い出していただければ十分です。相談後にしつこくご連絡することもありません。
有料のFP相談との違い
世の中には、相談料をいただく形のFPもいます。商品の取り次ぎをしない代わりに、時間や作成物に対して料金を受け取る形です。手数料が入らないぶん、利益が相反する構造が生まれにくいのが強みです。
一方で、費用がかかること、そして分析までで実際の手続きは自分で進める必要がある場合があること。この2点は押さえておいてよいと思います。
有料相談のほうが向いているのは、たとえばこんな方です。
- 商品の話をいっさい抜きにして、家計の分析だけを依頼したい
- すでにお付き合いのある金融機関が決まっていて、第三者の意見だけがほしい
- 事業や相続がからみ、税理士など他の専門家と組んだ設計が必要
こうしたご相談は、はじめから有料のFPや該当する専門家にあたられたほうが早いです。ご希望があれば、その旨をお伝えします。
まとめ
- 相談料が無料なのは、ご契約時に保険会社・金融機関から手数料が入る仕組みだからです
- 複数の保険会社を扱える立場と、比較の過程をお見せする進め方で中立性を保っています
- 整理だけで終わる相談も、有料FPのほうが合うケースも、遠慮なくどうぞ
「なんとなく不安」を数字に変えるところまでを、まずご一緒します。