退職金を受け取ったあと、何をどう決めればいいか分からない。その状態でいらっしゃる方が、当事務所のご相談でいちばん多い50〜60代の方です。大阪市淀川区(西中島南方駅から徒歩10分・新大阪駅から徒歩20分)の事務所と、Zoomでのオンラインで、退職金と老後資金のご相談を承っています。相談料は何度でも無料です。
このページでは、どんなお悩みの方が来られているか、当事務所で何ができるか、相談の流れと料金、対面で来られる場合のアクセスをまとめました。先に結論だけお伝えすると、退職金の相談で最初にやることは商品選びではなく、「①手元に置く額 ②運用を検討できる額 ③使える額」の3つに分けることです。この整理ができると、受け取り方も、銀行で勧められた商品への返事も、ご自身で決められるようになります。
こんなお悩みでご相談に来られています
実際のご相談で多い入口です。ひとつでも当てはまれば、相談する段階だと思ってください。
- 退職金を一時金で受け取るか、年金形式で受け取るか、会社から回答を求められているが決められない
- 退職金が入金された銀行の定期預金に置いたまま、1年以上そのままになっている
- 銀行・証券会社で退職金向けの商品を勧められたが、その場で返事をしていいのか分からない
- 本やYouTubeで勉強したのに、自分の場合はどうすればいいのかが結局分からない
- 老後資金が足りるのか、「2,000万円」という数字が自分の家に当てはまるのか分からない
- ねんきん定期便は届いているが、夫婦で合計いくら受け取れるのか整理できていない
- 企業型DCやiDeCoの受け取り方と、退職金の受け取りの「順番」で税金が変わると聞いたが、どう考えればいいか分からない
- 保険料を払い続けているが、退職後もこのままでいいのか誰にも相談できていない
退職金の受け取り方は、会社への回答期限があることが多く、受け取ったあとからでは選び直せません。退職の1年〜半年前のご相談がいちばん選択肢が多く残ります。すでに受け取ったあとの方も、定期預金に置いたままの状態から整理を始められますので、遅すぎることはありません。
退職金・老後資金の相談で当事務所ができること
1. 受け取り方(一時金・年金・併用)を、税金と社会保険料をふまえて一緒に整理する
同じ退職金でも、受け取り方によって手取りが変わります。退職所得控除の計算、年金形式で受け取った場合の公的年金等控除、翌年の住民税や国民健康保険料への影響まで含めて、ご自身の勤続年数と金額で試算します。企業型DC・iDeCoをお持ちの方は、退職金との受け取りの順番も合わせて確認します。答えは人によって変わるので、「一般的にはこちらが得」という説明はしません。考え方の全体像は「退職金は一時金と年金、どちらで受け取るのが得?」と「企業型DC・iDeCoは一時金と年金どちらで受け取る?」にまとめています。
2. 「手元に置く額・運用を検討できる額・使える額」の3つに分ける
退職金をひとつの塊のまま見ていると、決められません。当事務所では、まず生活費の何年分を手元に置くか、そのうえで運用を検討してもよい範囲はいくらか、旅行や住まいの修繕などに使ってよい額はいくらか、の3つに分けます。この3つが決まると、「定期預金に置いたまま」からも「勧められた商品をその場で決める」からも抜け出せます。
3. ライフプランで老後資金を見える化する
年金の見込み額(ねんきん定期便)、今の貯蓄、退職金、毎月の支出を1枚のライフプラン表にして、「このまま進むと何歳で貯蓄がどうなるか」を数字で確認します。足りるのか足りないのかは、この表を見てはじめて分かります。ここで足りているなら、無理に運用する必要はありません。
4. 保険の棚おろし・見直し
退職を機に、今入っている保険を1件ずつ棚おろしします。退職後は会社の保障がなくなる一方で、子どもの独立などで必要な保障が減っていることも多いです。重複や不足を確認し、必要なものと不要なものを整理します。不要な解約を勧めることはありません。
5. お金の置き場所を、定期預金・債券・投資信託・NISAまでフラットに考える
当事務所は、複数の保険会社と募集代理店委託契約を結ぶ乗合代理店に所属し、投資信託・債券などの証券商品も扱える立場です。保険の窓口では保険の話に、証券会社の窓口では投資の話に寄りやすいところを、保険と運用を分けずに家計全体で整理できます。選ばなかった案も含めてお見せし、判断の材料をそろえるところまでが当事務所の役割です。
退職金の相談で、先に知っておいていただきたい3つのこと
①「受け取り方」は、受け取ったあとでは選び直せない
一時金か年金かは、会社への回答で決まります。退職所得控除の枠の使い方や、企業型DC・iDeCoとの受け取りの順番は、あとから変えられません。退職前のご相談が、いちばん効く理由です。
②「定期預金に置いたまま」も、ひとつの決断ではある
置いたままが悪いわけではありません。ただ、「決めた結果として置いている」のと「決められなくて置いている」のは違います。後者の方は、3つに分ける整理をするだけで気持ちが楽になる、とよくおっしゃいます。
③ 勧められた商品は、家計全体の数字を見てから返事をしてよい
銀行や証券会社の窓口でのご提案は、その会社で扱える商品の範囲で組み立てられています。それ自体は悪いことではありませんが、ご家庭の年金額・支出・保障の全体を見たうえで「この金額なら」と決めるほうが、あとで後悔しにくいです。提案書をお持ちいただければ、一緒に読み解きます。
銀行・保険ショップ・有料FPと、当事務所の違い
| 銀行・証券会社の窓口 | 保険ショップ | 有料のFP相談 | 片岡FP事務所 | |
|---|---|---|---|---|
| 相談料 | 無料 | 無料 | 有料(時間・作成物ごと) | 何度でも無料 |
| 扱える範囲 | その会社の商品 | 複数社の保険 | 商品の取り次ぎなし(実行は自分で) | 複数社の保険+投資信託・債券などの証券 |
| ライフプラン作成 | 会社による | 会社による | ○ | ○(毎回作成) |
| 実行の伴走 | 自社商品の範囲で | 保険の範囲で | 原則ご自身で | 口座開設・手続きまでご一緒 |
| 担当者 | 転勤・異動あり | 店舗による | 事務所による | 転勤なし・同じ窓口で継続 |
それぞれに向き不向きがあります。相談先の選び方そのものは「大阪でFP相談するなら——相談先5種類の選び方」に詳しく書きました。
ご相談の流れ(5ステップ)
- ご予約:Webフォームまたは公式LINEから日時をお選びください(所要1分ほど)。対面かオンラインかも、このときに選べます
- ヒアリング(初回60分):今の状況と気になっていることをお伺いし、課題を整理します。ねんきん定期便、退職金の見込み額が分かる書類、ご加入中の保険の内容が分かるものがあるとスムーズですが、無くても進められます
- ご提案・見える化:ライフプラン表で将来を数字にし、受け取り方やお金の置き場所の案を、選ばなかった案も含めてお見せします
- ご検討・実行サポート:ご家庭で検討いただき、やると決めたことだけ、手続きまでご一緒します。整理だけで終わる相談も普通にあります
- アフターフォロー:年金の受給開始や相続など、その後の変化に合わせて見直しを続けます
相談料は何度でも無料——その理由
初回も2回目以降も、ライフプランの作成もご提案も、費用はいただきません。ご契約いただいた場合に保険会社・金融機関から支払われる手数料で運営しているためです(複数の保険会社と募集代理店委託契約を結ぶ乗合代理店に所属しています)。だからこそ、その場でのご契約を前提に進めることはしませんし、「話を整理できただけ」で終わっていただいて構いません。収益の仕組みは「なぜ当事務所は相談料が何度でも無料なのか」で全部お話ししています。
対面とオンライン/対応エリア
当事務所は大阪市淀川区の自宅型FP事務所です。店舗型と違い、完全予約制で1件ずつ時間を取ってお話しします。
- 対面:大阪メトロ御堂筋線 西中島南方駅から徒歩10分/JR・新幹線 新大阪駅から徒歩20分。事務所前に駐車場1台(無料)があり、お車でもお越しいただけます
- オンライン:Zoomで全国対応。ご自宅からご夫婦そろって参加しやすく、資料も画面で一緒に見られます
- 時間:9:00〜21:00、土日祝も対応(完全予約制)
大阪市内から
淀川区・東淀川区・北区・西淀川区など大阪市北部の方が中心です。梅田からは御堂筋線で西中島南方まで2駅です。
吹田市・豊中市・北摂エリアから
御堂筋線沿線の江坂駅からは西中島南方駅まで約6分(乗り換えなし)。JR吹田駅からは新大阪駅まで乗り換えなし(2駅)です。豊中市・摂津市・茨木市・箕面市からも、電車・お車でお越しいただいています。北摂にお住まいで「梅田まで出るのは気が重い」という方には、新大阪・西中島という場所がちょうどよいとよく言われます。吹田市からのルート別のご案内は「吹田市からのFP相談」にまとめています。
大阪府外から
新大阪駅から徒歩圏なので、新幹線でお越しになる府外の方の対面相談にも対応しています。ご家族が遠方にお住まいの場合は、オンラインで一緒にご参加いただくこともできます。
ご相談いただいた方の声(Googleクチコミより)
当事務所に寄せられたGoogleクチコミから、退職金・老後資金に関わるものを原文のまま2件ご紹介します。
片岡さんに相談するまでは、NISAを始めれば老後資金も問題ないと安易に考えていました。しかし、生活防衛費がほとんどない状態でNISAを始めることは危険だと教えていただきました。
将来の年金や社会保障でいくらもらえるのかまでもらえるものをしっかり把握した上での資産形成、必要な保険をご提案いただきました。将来の貯金のために今の生活を楽しむことを後回しにする考え方から将来に備えつつ、今の生活を楽しめるように考えられるようになりました。
ほかのお声はトップページの「お客様の声」をご覧ください。
担当するFPについて
片岡佳樹(2級ファイナンシャル・プランニング技能士・証券外務員一種)。広島大学法学部を卒業後、陸上自衛隊の幹部自衛官として約4年間勤務。保険会社での勤務を経て、現在は保険代理店・証券会社のIFAとしてFP業務を行っています。50〜60代の退職金・老後資金を中心に、これまで累計500世帯、現在も毎月およそ10世帯のご相談を担当しています。相談で守っている方針は「私がFP相談で必ず伝えている3つの原則」に書きました。
退職金のことは、受け取ってからでも、受け取る前でも、まず一度整理しにいらしてください。相談料は何度でも無料です。